今このヒト!取材班によるインタビュー

オーナーの濱田勝彦シェフ兼代表に「リヴ・レゾン」の特徴や今後の展望について伺いました。
アニバーサリーケーキ宅配サービス「リヴ・レゾン」
シェフ 兼 代表
濱田 勝彦さん
1962年11月9日生まれ
趣味
ツーリング ドライブ
座右の銘
無し
地元の素材にこだわったケーキを宅配する新しいスタイルのケーキ屋
太田市東長岡町にあるアニバーサリーケーキ宅配サービス「リヴ・レゾン」は、自宅や職場などにオーダーメイドのケーキを直接届けるサービスを行っています。フランス語で「リヴ・レゾン」は「宅配」を意味し、宅配サービスと一致するということから店名に名づけられました。指定した場所までシェフ自らが届けるサービスは誕生日や記念日、パーティーなどのサプライズとして人気があるそうです。
起業前、濱田さんはケーキを宅配するサービスがあったら面白いなと考えてしました。もともとお菓子づくりが好きだったこともあり一念発起、脱サラして2015年にお店をオープンされました。
−−− どのようなケーキ屋さんなのですか
完全オーダーメイドのホールケーキをご希望の場所に宅配するサービスを行っており、個人から企業や団体など、幅広いお客様にご利用をいただいております。また、提携しているショッピングモールにはホール以外のケーキを卸しており、店頭販売ではシフォンケーキやプリンなどが人気です。
−−− 宅配サービスについて詳細を教えてください
前々日の15時までにご注文をいただければ、ご指定日の14時から19時には届けることができます。現在の宅配エリアは、太田市・大泉町・邑楽町・足利市南部・桐生市です。また、ケーキのお供にフラワーギフトのオプションサービスも人気があり、誕生日などではお客様に喜んでいただいております。
−−− 始めたきっかけをお聞かせください
サラリーマン時代から趣味でお菓子づくりをしていました。いつかこうしたことを仕事にしたいと考えていた時、地元にも洋菓子店はあるけれども宅配までしているところは無いことに気づき、そこにマーケットの可能性を感じたのがスタートですね。それで、やるなら今だと脱サラして東京の製菓専門学校に通い、ケーキ職人としての技術を習得しました。
−−− ケーキ職人にとどまらず、オーナーになる為に色々と苦労されたのではないですか
起業が目的でしたから当初からケーキ職人としてだけではなく、オーナーとして経営能力も身につけなければならないということはわかっていました。脱サラした時点でその覚悟はしていたので努力は惜しみませんでした。
−−− 「リヴ・レゾン」のこだわりや特徴などをお聞かせください
素材のひとつひとつにこだわっています。
群馬県産の小麦粉、太田市ぼくらの希望ファームさんの情熱卵、群馬県神津牧場さんのジャージー牛乳など地元の素材を使っています。ぼくらの希望ファームさんの情熱卵は、国産の米を食べている鶏の卵を使っており、もちもちとしたスポンジの食感が特徴です。季節物の鮮度の高いフルーツも欠かせない素材です。
−−− 地産地消で地元にも貢献しているのですね
地元で頑張っている人たちと共に協力し成長していきたいという思いがあります。
ゆくゆくはそれが太田市の成長と発展にもつながれば嬉しいです。
−−− ぐるっと太田も同じ思いで活動しておりおます!
−−− 今おすすめするとしたらどんなケーキがありますか
卵や乳を使わないパウンドケーキを開発しました。
知人から卵と乳のアレルギーがある孫のために頼まれたのがきっかけだったのですが、ヘルシーなお菓子ができました。
−−− 健康志向の方も喜びそうですね、普通のケーキと比べてお味はどうですか
最近、卵乳不使用の豆乳ケーキの販売を始めました、味も食感も普通のケーキに限りなく近いです。
卵とバターの代わりにオリーブオイルやハチミツを使うことによりしっとり感を出すようにし、牛乳の代わりに豆乳をよく泡立ててから生地に混ぜ込むことでふっくらさせています。味はショコラ(乳不使用)とバナナがあります。それを地元のマルシェやイベントで販売したところ、なかなかの好評でした。
−−− 宅配サービスだけなく、色々なことに取り組まれているのですね
−−− 最後に今後の展望などをお聞かせください
何事も現状のままで良いということはありません、常に新しいことに目を向けチャレンジしていくことが大切だと考えています。これからも地元で行われるイベントには積極的に参加しますし、新作の開発にも取り組んでいきます。そして、皆さんと共に頑張っていき太田市を元気にしていきたいですね。
−−− ありがとうございました!
宅配サービスという新しいスタイルを求めるだけでなく、地産地消と素材にこだわったオリジナルケーキは安心と安全を与えてくれます。地元へのこだわりと、その人たちと共に成長していきたいという濱田さんの思いと活動が、太田市の次なる起業家に受け継がれることでしょう。
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